海外銀行からのレターもすいすい読める3つの秘訣

2017.07.01 

海外銀行からのレターに使われる表現を解説します。

これだけ抑えておけば、ポイントを外さない! 読み方をご紹介します。

 

 

海外からのレターがポストに入っているのを見ただけで憂鬱になり、

何日も開封せずに放っておくという話、よく耳にします。

 

日本の銀行ですと、投信の宣伝とか不要なレターが来たりしますが、

海外銀行からのレターは基本的に何か大事なメッセージがあると

考えて頂いた方がいいです。

 

(1)封筒や冒頭にある英語の意味は?

 

実際、冒頭に ”IMPORTANT COMMUNICATION” 「大事なお知らせ」と記載されている場合もあります。

 

ところで、封筒の表に”PRIVATE AND CONFIDENTIAL” と書かれていることが多いです。

 

それぞれの単語の意味は、

Private = 内密の、私的な

Confidential = 秘密の

 

”Private & Confidential”  とセットになると 「親展」となります。

 

 

メール本文の書き出しに見ることが多い

 

”Dear Valued Customer”は「親愛なる、大切なお客様」という感じの意味です。

 

valued = 高く評価された、重要な (形容詞)

 

銀行側からの重要なお知らせは、手数料の改定など、ルールの変更のお知らせであったり、長い間口座に動きなないことで凍結間近を知らせる内容ということもありますので、必ず確認が必要です。

 

(注: 口座の凍結に関係する英語は別途解説します。)

 

 

ここからは、HSBC香港のPIN(暗証番号)を忘れてしまって再発行依頼し、登録住所に

届いた、新しいPIN番号のお知らせレターにある重要表現を説明します。

 

 

(2)この書き出しは要注目!

 

“We are pleased to inform you that ~”

「~以下の事を、喜んでお知らせします。」

 

こう始まったら、that 以下の事を知らせるのがこのレターの主旨と理解し、

その部分に集中してください。

 

今回の場合は・・・

 

“your card personal identification number (PIN) is as shown above. “

 

「あなたのPINは上に記載されている通りです。」

 

be as shown above(上記に記載されている) や、be as shown below (下記に記載されている)は、PIN番号のように、具体的な何かを知らせる時に使われます。

 

be動詞+ shown (show=見る・示す の過去分詞)は、「記載される・されている」

という意味の受動態です。

 

今回のレターの主要メッセージは上記のPIN番号お知らせメッセージでした。

 

その後、このPINがあればカードをPLUSのATMなどで使えますとか、

安全のためにはPIN番号とカードを別のところに保管しましょう等の

案内や注意書きが続くことが多いです。。

 

この辺りの文章は、一般常識や経験をもとに想像しながら読むと

大体の主旨がわかることが多いです。 銀行からのレターに突飛なことは

早々ないです。

 

今回のレターでもう一つ抑えておくと良い点は以下でした

 

(3)以外に重要、後半分にも注目

 

“You may also change your PIN whenever you like through any ATM

of HSBC or Hang Seng Bank in Hong Kong.“

 

「香港にあるHSBCか恒生銀行のATMで、好きな時にPINの変更を

することができます。」

 

whenever you like = いつでも好きな時に

 

 

この文章で重要なのが、最後のin Hong Kongで、香港に行かないとPINの変更は

できないということです。

銀行から送られてきたPIN番号を、自分の好きな番号に変更するのは、HSBC香港の場合は香港まで行かないとできません。

 

又、ATMに前についてある anyというのもキーワードです。 大手の支店や

自分が口座を開いた銀行のATMを使う必要はなく、空港や街中の「どの」

ATMでも大丈夫という意味になります。

 

 

さて、口座開設時に銀行から渡されるPIN、もしくは今回のように忘れてしまって

再発行してもらったPINは、機会があればご自身が覚えやすい番号に変更するのが良いようですよ!

 

 

 

SHARE
シェアする
[addtoany]

体験レッスンの
お問い合わせ


オンライン・全国対応

体験レッスン