オバマ大統領から学ぶ、5つの演説・プレゼン技術!

2017.07.03 

こんにちは、ビジネス英語コーチの小林真美です。

 

ビジネスの現場でプレゼンテーションや講演をするのは、日本語であっても、よほど慣れていないと厄介なものですよね。

ましてやそれが英語ともなると益々緊張してしまうものです。

 

今回はオバマ前アメリカ大統領の、ディベートトレナーの記事を参考に、

いかにPublic Speaking Skill (人前で話すスキル)を向上させるかのTips (助言)をご紹介します。

 

この記事を読むと、次回のビジネスプレゼンテーションに自信が持てるようになりますよ!

 

演説上手と記憶に残るオバマ前大統領ですが、実は心身共にコンディッション不十分で失敗した演説もあったそう。

 

そんな時も下記の5つのTips(助言で)が大きく役立ったそうです。。

 

 

Tips 1) 自分の演説を改善するため、助けが必要であることを認める

自分のプレゼンテーションや演説に、改善すべきShortcomings (欠点)がないと
過信してしまうと、それ以上の改善はありません。

 

より良いものにするためには、チームメンバーなどからの助けを求めることが有効です。

 

Tips 2)  身近な人からFeedbackをもらう

自分一人で練習するだけでは不十分で、身近な同僚や部下からもらう正直なフィードバックが有効です。

 

これには話す内容だけでなく、話し方(Style)や速さ(Speed)、関わり型(Engagement)などへの指摘が入ります。

ちなみに、この”engagement” という単語にはたくさんの意味があります。

「婚約」「従事すること」などに加えて、「関わり合う」とか「関係が深まる」といった意味があります。

 

(私も友人から服がダサいとありがたい指摘を受けた記憶が・・・)

 

 

Tips 3)  Keep it Simple 演説内容はシンプルに

プレゼンする内容で言いたい事があればある程、あれもこれも盛り込みたくなるものです。

 

しかしながら、説得力のあるパワフルなプレゼンテーションは焦点を絞り、論点がしっかり組み立てられたものです。

 

討論などの際には、一枚の用紙に下記の内容を書いておくのも効果的だそうです。

 

Must Remember items : 態度や声のトーンなどで絶対に忘れてはいけない事リスト

Best Hits  : 取り上げると効果的な話題

Rebuttal Cheat Sheet : 反論にそなえる虎の巻

 

このCheat Sheet というのは、カンニングペーパーとも言われ、覚えて置くことリストのような物です。

 

Tips 4) ゆっくり休んで平常心を保つ

 

余裕がない状況で準備をして十分な休養をとれなかったり、根を詰めすぎて平常心を失っては、大事な演説にも支障をきたします。

 

英語では、Chill out = 落ち着く、冷静になる と表現される状態、大事です。

 

睡眠を十分にとるために、朝ゆっくり起きる ” Sleep in”もお勧めです。

 

 

Tips 5)  練習・練習・また練習

 

オバマ前大統領以外にも、演説上手の著名人はいますが、皆さん練習に次ぐ練習を重ねていると言われています。

 

Strong speakers diligently practice for each event.
強力なスピーカーは、各イベントごとに一生懸命練習します。

 

diligently は、「熱心に」とか「勤勉に」そして「こつこつと」という意味です。

 

 

今回ご紹介した5つのTips、いかがでしょうか? これらを参考に、次回のプレゼンテーションはより自信を持って、成功させてください。

 

 

追記)

英語のプレゼンテーションを準備する時、日本語で先ず準備すべきか、最初から英語で書いてしますか、悩む場合もあるかと思います。

すべて頭に入っているような超お得意トピック以外は、(要点だけでも)一度日本語で書いてから準備すると良いです。 日本語で準備するプロセスと、英語で準備するプロセスの最低2回、内容について深く考えるためにより理解が深まり、反対意見や厄介な質問にに、より効果的に対応できるようになると言われています!

 

 

参考記事:

5 Lessons From Obama’s Debate Trainers To Improve Your Public Speaking Skills

https://goo.gl/2abfXy

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