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ビジネスの現場では、スマートにビジネスプレゼンテーションがこなせるスキルは非常に重要です。
英語ネイティブのビジネスパーソンにも、プレゼン力に磨きをかけて努力を続ける人は多いです。
英語圏でもプレゼン向上のためのセミナーやWebサイトも多く存在するようです。
今回は、「ビジネスプレゼンテーションを成功させる10の秘訣」を紹介します。
これらを実行すれば、次回のプレゼンが見違える程素晴らしくなります!
英語表現も確認しながら、確認してください。
1. プレゼンの目的をまず把握する: Work out why you are presenting
プレゼンの予定が入ると、とりあえずパワポに向かって何か書き出しまう人っていますよね。
そのアプローチ、非効率です。
プレゼンテーションの目的 (purpose of the presentation) と
聞き手にどんな効果をもたらしたいのか(what effect you hope it will have on the audience) を先ずしっかり考えましょう。
work out = 考え抜く (筋トレするもこのwork outです。)
2. 予定表にプレゼン準備の時間を入れる: Block out some time in your diary
プレゼン失敗の最大原因は、準備不足です。
時間ができてからプレゼン準備・・・ではなく、最初に自分のスケジュールに準備時間を確保してしまうことが必要です。
一般的に大事なビジネスプレゼンテーションの準備には、20時間が最低必要と言われています。
この20時間で、
researching リサーチ (下準備)
writing 草稿
designing パワポ等デザイン
practicing 練習
をこなす感じです。
3. ポイントを明確に、論点を絞る: Clarify your points or argument
一つのプレゼンで多くの事を伝えようとするのはNGです。
特に、情報を絞り、自分が良く知っている単語や表現を使うのがお勧めです。
Keep your presentation to the basic information and comment!
伝えたい基本的な情報やコメントに絞りましょう。
4. 視覚的材料で特色を出す: Make your visual aids distinctive
つまらなくなりがちなビジネスプレゼンテーションも、パワポなどを使い、写真や画像も取り入れると、聞き手の関心をひきやすいです。
ビジネスプレゼンテーションでは、箇条書き(bullet points)を利用することも多いかと思いますが、bullet pointsがいつも有効とは限りません。
bullet pointsは、要点をクリアーにまとめる事ができるという利点があり、特にノンネイティブには使いやすい手法ですよね。
一方、ある研究によると、bullet pointsは、聞き手が各要点をすべて書きとる(Note taking)ことに熱中し、肝心のプレゼン内容をしっかり聞かなくなるリスクがあるそうです。
bullet pointsを毎回使用するのではなく、表なども用いて工夫すると良いです
5. とは言え、視覚材料はほどほどに : but don’t overuse them
ビジネスプレゼンで、どんなに体裁が素晴らしいプレゼンをしても、中身がなければ意味がありません。
聴衆を楽しませる写真などの材料はほどほどに。 大事なのは内容です。
ポイントを絞り、文字をびっちり書き過ぎないシンプルなプレゼンで、しっかり伝えたいことを主張しましょう。
6. リーハサル : Rehearse
練習によって良いプレゼンができるようになります。
Practice makes a good presentation.
即興でやること(ad-libbing)の方が自然て良いという人もいますが、アドリブで毎回素晴らしいプレゼンができる人は限られていると考えた方が良いでしょう。
リハーサルは一字一句を覚えるということではなく、全体の流れや、Key wordsを覚えて、自然にプレゼンできるようにするのが効果的です。
7. 聴衆に誰がいるか確認しておく:Be aware of the audience
プレゼンで聴衆の注目を一手に浴びるのは緊張するものですが、どういう人達が自分を見ているのかを知っておくと、気持ちに余裕が出ると言われています。
特に、ポジションの高い上司や、重要取引先、業界の重鎮などの出席者があれば、事前にチェックし、プレゼント後の質疑応答の準備もしておけると万全です。
8. 楽しませるジョークもほどほどに:You are not an entertainer
シリアスになりやすいビジネスプレゼンテーションで、ジョークや笑いをとるストーリーを出すのは人間味(human touch)を出すのに役立ちます。
しかしながら、ビジネスの場では、やはり真剣なプレゼンが第一。
エンターテイナーではありませんから、ジョークなど、ほどほどにしましょう。
9. プレゼン場所も要確認:Get to know the venue
社外でのプレゼンの場合、可能であれば事前の下見も有効です。
This will help build confidence and allow you to get a feel for the size and position of the audience.
聴衆との距離感や立ち位置などを確認できると、自信が深まり、余裕がでてきます。
10. プレゼンの最後に自分の連絡先を:Offer follow-up contact details
社外向け、社内向けに限らず、自分の連絡(contact details)を最後に明記しておくのは、その後のフォローアップや、ネットワーキングにつながります!
「ビジネスプレゼンテーションを成功させる10の秘訣」いかがでしたでしょうか?
改めて振り返ると、事前準備が本当に大事で、当日の成功の鍵を握っていますね。
時間をとってしっかり準備、ゆっくり休養して当日にのぞめば、ビジネスプレゼン、成功間違いなしです!
参考文献:
10 business presentation tips
https://goo.gl/4SD5P1