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英語学習法のフォニックスって聞いたことありますか?
アメリカのフィーニックスという地名の方が、馴染み深いかもしれません。
フォニックスは = Phonics
フィーニックスは = Phoenix
と書きますので、両者は全く異なるものですね。
日本でのフォニックス第一人者の松香洋子先生のお言葉では、
”フォニック学習法=英語の綴りと発音の関係を学ぶ学習法”
とのことです。
日本語は「あいうえお」、という文字と音声が一致しています。
一方、英語はアルファベットと音声がほとんど一致していない言語です。
どういうことかと言うと
Bed をアルファベット読みすると、「ビィー」「イー」「ディー」となってしまいますが、
正しい読み方は「ベッド」。
フォニックスを知っていれば、「ベッド」と読むことができます。
A~Zのアルファベットの26字には、「名前」と「音」があると理解すると
わかりやすいかもしれません。
Bの名前は「ビー」
Bの音は「ブッ」
アメリカの子供にとって、フォニックスは音声の世界と、
文字の世界を結ぶ橋のようなものだそうです。
では、日本語を母国語とする私たちにとって、
フォニックスを学ぶ意味はなんでしょうか?
またまた松香先生のお言葉をお借りすると、
フォニックスを学ぶ = 英語の基礎作り、英語という言葉が
どういうふうにできているのかを理解する
ことだそうです。
残念ながら、私たちが受けた日本の教育では、英語の基礎作りである、
「音」を学ぶことが抜けていました。
フォニックスで、アルファベットの音を、文字、そして単語に
結びつけて学ぶことで、必然的に発音練習につながることになります。
さて、ビジネス英語を学ぶ方に、フォニックスは必要でしょうか?
私自身、フォニックスを学ぶことなくして、ビジネス英語をマスターしていますし、
フォニックスは英語学習のごく一部にすぎないと思います。
フォニックス学ぶだけでは英語が使えるようにもなりません。
一方、フォニックスを早くに学ぶ機会があれば、発音がもっと
良くなったかもしれないし、英語の基礎固めをもっと効率的に
できたのではないか、との思いもあります。
フォニックスは一定のルールを覚えて学ぶものなので、
メチャクチャ時間を取るものでもなさそうです。
これから英語をやり直そうと思っている方が、一つの通過点として
フォニックスを学習に取り入れることは、効率的な学習と、
より良い発音につながるのではないかなと考えています。
ということで、私も私のパーソナルレッスンの指導に取り入れる
ことができるよう、フォニックスをしっかり学んでいきたいと思います。
学習ポイントについてはブログにも公開していきます!