オンライン・全国対応
外国人とビジネスをする時、スマートに自己紹介をしたいものです。
初対面の外国人へ印象に残る自己紹介をするために、知っておくと便利な表現をご紹介します。
experts in 「~の専門家である」
初対面の外国人に自分の会社名を伝えた際、どんな業種ですかと聞かれることがあります。 相手がどれだけ詳しく本当に知りたいかは状況にもよりますが、先ずはexperts in を使って、どんな分野に強いのかを簡潔に伝えることができます。
expertはエキスパートという日本語にもなっている、専門家という意味ですね。その後ろにin をつけて~の分野のという意味になります。
例えば、
”We are experts in Web Marketing.”
「私達はウェブ・マーケティングの専門家です。」
我社の売はウェブ・マーケティングですという意味になります。
我社の意味でWeを使っていますので、expertsと複数形にしていますが、もし個人の話をする場合は、”I am an expert in Web Marketing”と単数形で使います。 その際はexpert の前にan をつけます。
もし事業の柱が複数ある場合は、Web Marketing の後にand で続けます。
”We are experts in Web Marketing and in-store promotion.”
「私達はウェブマーケティングと店頭プロモーションの専門家です。」のような形です。
また、”We are experts in the field of sales training.”
「私達は営業トレーニングの分野の専門家です。」のようにin the field of~という表現を加えて営業トレーニング分野全体のという意味になります。
さて、あなたの会社がまだスタートアップで実績が少なかったり、あなた自身がまだ新人だったりすると、Expertと言っていいのか躊躇するかもしれません。 外国人とビジネスをする際、そんな事はNever mind, 心配は不要です。 Expertsと短いけれどパワフルな単語を使って自信を持って自分の会社やご自身をを売り込んでください!
be based in~ 「~に拠点がある」
初めて会う外国人に会社の本拠地、所在地がどこか質問されることもあります。
そんな時に使えるのが、”be based in~” です。
”My company is based in Osaka.”
「私の会社は大阪に拠点があります。」
大阪が本社です。のように使います。
もちろん、”My company is in Osaka.” と簡単に表現してしまっても問題はありません。”My company is based in Osaka.” と表現した方がちょっと洗練されたように聞こえる上、拠点は大阪だけど、ビジネスは大阪以外で幅広くやっていと話を続けたい時に便利です。
base は基本という意味ですが、本拠地という意味でも使えます。
応用表現では、
”My company is in Osaka but I myself is based in Tokyo as Sales Manager for the Kanto area.”
「私の会社は大阪にありますが、私自身は関東地方の営業担当なので東京に拠点があります。」というように使います。
アメリカでも色々な拠点に配属されている営業マンが一箇所に集まる、全国営業会議があります。そういった会の懇親会では、Where is your base?という質問が飛び交っています。 あなたの拠点(つまり配属)はどこですか?の意味です。
expanding 「~に拠点がある」
初めて会う外国人に自分の会社の説明をする際、自分の会社のビジネスは成長しているってアピールしたいですよね。
そんな時に使えるのが、この“expanding”です。
”Our sales is expanding in the Chinese market.”
「我社の売上は中国市場で拡大しています。」のように使います。
ここにrapidlyとかspeedilyといった急速にという副詞を加えて、
”Our sales is rapidly expanding in the Chinese market.” と使うと、あなたの会社の中国市場での売上は急成長中という意味になります。
また、expand の形で動詞でして活用する例文では、”We have a plan to expand our business overseas.” 「私たちは海外にビジネスを拡大する予定です。」、海外に進出する計画があります。という意味になります。
”We are going to expand a lineup of our cosmetic products.” と言えば「わが社の化粧品のラインアップを拡大する予定です。」という意味になります。
拡大する、広げるという意味のexpandはポジティブなニュアンスで使われることが多い単語ですので、ビジネス上でも頻繁に使われます。
have a business with 「~と取引がある」
外国人に自分の会社を紹介する際、自分達はどんなところと取引があると引用して、信用や実績を印象付けたい場合があります。
そんな時に使えるのが、この“have a business with”です。
“We have a business with Google.”
「我社はグーグルと取引があります。」 のように使えます。
この場合、どんな取引かは不明ですが、Googleという大きい会社と取引があるんですよと印象付けることができます。
“We have a long-term business relationship with Sony.” のように、long-termをいれると、「我社はソニーと長期に渡って取引があります」という意味になります。
businessという単語はビジネスシーンではいろんな形で活用されます。
今回の表現では「取引」という意味で使われています。
その他の例文では以下のようなものがあります。
”He is my friend but I need to have a business discussion with him today.” 「彼は友達ですが、今日はビジネスについて話す必要があります。」
”I had a business meeting with them.” 「彼らと商談をした。」
因みに、 ”It’s none of your business.” という表現を聞いたことがあるかみしれませ。これは「あなたに関係ない。」「干渉しないで。」という意味ですので、ビジネスで使うことはあまりないかと思います。
I would like you to meet someone from my company. 「私の会社の~さんを紹介します。」
ビジネス会議の後の立食懇親会や、セミナーの休憩時間などで、外国人と談笑している時、近くにいる自分の上司や同僚を紹介する場面があると思います。
そんな時に使うのが
”I would like you to meet someone from my company“です。
例えば、
”I would like you to meet Mr. Kato from my company. He is our Marketing Manager”.
「私の会社の加藤さんを紹介します。 彼はマーケティング・マネージャーです。」と使います。
I would like you to ~はあなたに~にしてほしいという表現でしたね。 相手は初対面ですので、would like と丁寧な表現を使っています。 後半のMeet Mr. Kato from my company で私の会社の加藤さんに会う、という意味です。
紹介するというと、introduceという言葉を思い出すかもしれません。もちろん
Let me introduce you to Mr. Kato from my company. と言ってもOKです。
この場合は、you とMr.Katoの間にはtoが必要であることを忘れないでください。
さて、今回はビジネスシーンでの会話を想定していますので、相手に役立ちそうな情報をもっている同僚や部下なのをタイミング良く紹介できるといいですね。
先の例文のようなシチュエーションでは、”Mr.Kato is our Marketing Manager. He can answer your earlier question about Marketing.” 「加藤さんは我社のマーケティング・マネージャーです。あなたの先ほどのマーケティングについての質問にお答えできます。」earlier は前のという意味ですので、これまでの会話の中にマーケティングの質問がでていたということですね。 このようにタイムリーに適任者を紹介できると、後のビジネスチャンスに繋げることができます。
もちろん、この表現は、プライベートでも使えます。
カジュアルな言い方では
”I want you to meet my cousin, Keiko.” 「私のいとこのケイコを紹介します。」
のように使います。
一般的に、外国人は私達より初対面の場でも同僚や知り合いを上手に紹介します。 あなたもこの表現を身につけて、スマートにネットワークを広げ、ビジネスチャンスに繋げてください!