自己紹介に使える最強表現(その②)

2017.12.25 

外国人に自己紹介する際、知っておくととっても便利な表現をご紹介します。

 

前回記事とあわせて、お気に入りのフレーズを身につけてください。

 

 

自己紹介に使える最強表現(その①)

competitor  「競合、ライバル」

 

初めて会う外国人に自社の説明をしている時、自分たちのライバルがどんな会社か、話題になることがあると思います。

 

そんな時に使えるのが、この“competitor”です。 

 

”Our competitors are Panasonic and Hitachi.”  

「我社の競合はパナソニックや日立です。」のように使います。 

 

この場合は、あなたの会社もパナソニックや日立のような電気メーカーであることになりますね。 

 

もう少し具体的にするには、最後にin the washing machine market. 「洗濯機市場において」という補足をいれて、”Our competitors are Panasonic and Hitachi in the washing machine market.” と使うと、あなたの会社は大手と競合できる洗濯機を販売しているというメッセージになります。

 

 

一方、セミナーなどで知り合った外国人が、実は同業他社でライバルだったと判明するこもありますね。 

 

そんな時は、”We are competitors in the same industry, aren’t we? ”「私達は同業他社のライバルですね。」 と表現できます。

 

competitor は名詞です。 動詞はcompete ですね。 この動詞のcompeteを使って ~と競争するという場合は、compete withになります。 

 

先の例文ですと、”We compete with Panasonic and Hitachi in the washing machine market.”   

 

 

competitorを使う表現では、競合分析を意味するcompetitor analysis、既存の競合を意味する existing competitor、などなどビジネスでは色々でてきます。 

 

 

 

 Could you slow down a bit?  「少しゆっくり話して頂けますか?」

 

初対面の外国人と英語で話す時、いつも練習している自己紹介等とてもスムーズに話せることがあると思います。 その結果、英語力がかなりあると誤解されてしまい、相手の外国人がとても早いスピードで話し出してしまうことがあります。 そんな時に使えるのが、この

 

“Could you slow down a bit?”

「少しゆっくり話してもらえませんか。」 です。 

 

slow down はゆっくり、a bit は少しという意味です。Could you で始めて丁寧な文にしています。a bit は a little でもいいですし、Could you はCan you でも pleaseでも大丈夫です。

 

会話のスピードをみて、不味いなと思った段階ですぐにこのフレーズを口にしてしまうのがお勧めです。 

 

相手がどんどん喋ってしまって、”You got lost.” 「何言ってるかわからなかった。」という状態になるのは避けるようにしましょう。 

 

もし、このフレーズを言う前に相手の話が終わってしまって、こちらからの返答を待っているような場合、躊躇せずに以下のように言いましょう。

 

”Can you repeat your question again?  Please slow down a bit this time. ”

「あなたの質問を繰り返して頂いていいですか? 今回は少しゆっくりお願いします。」

 

 

こちらは外国語で話していますので、最初意味がわからなくても、Sorry を繰り返して過剰に謝る必要はありません。 ただし、外国人との会話の中で、黙りこんでしまうのはやめましょう。

 

 

外国人との会話を楽しむためにも “Could you slow down a bit?.” がいざという時にすぐ口から出るよう、しっかり練習してくださいね。 

 

 

get back to you 「あなたに戻ってきます」

 

あなたの会社やビジネスに興味を持った外国人が、いろいろ質問してくることがあると思います。 

ビジネスチャンス到来ながら、答えを持ちあわせていなかったり、英語でうまく答える自信がない時、どうしますか? 

 

そんな時の返答に便利なのが“get back to you”です。

 

”I will get back to you on this point.”

「その点については、あなたに後日連絡します。」 ように使います。

 

on this point はその点についての意味ですが、会話の中では省いても意味が通じることも多いかもしれません。 

 

文の最後にvia e-mail とか、by the end of this week. などをつけて、”I will get back to you on this point via e-mail by the end of this week.” とし、「その点については、今週末までにEメールで連絡します。」と補足説明をつけてととてもプロフェッショナルですね。 

 

さらに、ビジネスチャンスにつながりそうで、しっかり相手に記憶してもらいたい場合、with details and data 詳細とデータをつけてというような表現を加え、”I will get back to you via e-mail by the end of this week with details and data. ” と表現してください。 

 

もちろん、そこまでのビジネスチャンスではなく、余計なコミットは避けたい場合は、”I will get back to you next time.” 「次の機会にお話します。」位にしても良いと思います。

 

 

ビジネスの上では、即答するのが必ずしも良い結果につながる場合ばかりではありませんよね。 私は以前非常に難しい外国人上司と働いていた際、最初の一言を間違ったために、話が意図しない方向に進んでしまった事が何度もありました。 これはちょっと極端ですが、最初の一言は強い印象なる場合があります。 自信がない場合は、中途半端に乗り切ろうとせず、きっちり準備して出直すことも大事ですね。

 

 

at work 「仕事中で」

 

外国人と話していると、いつも忙しいの? 何時ごろまで働くの? 朝は早い?といった質問を受ける事があると思います。 

そんな時の返答に便利なのが“at work”です。

 

”I am usually at work till six.” 

「私は普通6時まで仕事しています。」 ように使います。

 

 ”I am usually at work early in the morning.”と言えば 「私は普段朝早くから仕事しています」という意味になります。 

 

work という単語を動詞として使って、I usually work till six.   I usually work early in the morning としても上記の例文の場合、意味に大きな違いはありません。 

 

 

一方、”I am working now.” と “I am at work now.”はちょっと意味が異なる場合があります。 

 

I am working now.と言うと、「仕事中です。」という意味だけでなく、「今やってます。」的に催促された時の返答に使う場合があります。ちょっと注意が必要です。I am at work now. は単純に今仕事中ですという意味です。 

 

 

また、自宅にセールスの電話か何かで、“May I speak to your husband?” ご主人と話せますかと言われた時の奥さんの断り文として、”He is at work now.” 彼は今会社にいます。 のように使ったりしますね。 

 

 

また、あなたが職場で私用の電話をして、相手が折り返しましょうと言ってきた場合、”I am at work now then I will call you back later.”   「今職場にいますので、私から後でかけなおします。」 という場合にも使えますよ。

 

 

workという簡単な英語ですが、at と組み合わせる事で使い方の幅をもたせることができます。 是非覚えて使いこなしてください。

 

schedule a meeting 「ミーティングを予定する」

 

社外のパーティやセミナーなどで初対面の外国人に知り合い、是非もう一度別の機会にミーティングを持ちたいということがありますよね。そんな時に使えるのが、この“schedule a meeting”です。 

 

 

“I would like to schedule a meeting with you”.

「あなたとミーティングを予定したいです。」のように使います。 

 

ビジネスの場ですので、I want to ではなく丁寧にI would like to を使いましょう。

 

schedule のかわりにset upを使い、”I would like to set up a meeting with you.” とすることも可能です。 

具体的に何のためかを加えるのがよりよいですから ”to talk about our services” 私たちのサービスについて話すというのを最後につけて、“I would like to schedule a meeting with you to talk about our services.”  「私たちのサービスについてお話したいのでミーティングを予定させてください。」 となります。

 

「私たちの製品をみせたいので」という場合は、”I would like to schedule a meeting with you to show you our products.”  となります。

 

海外からビジターだったりで、次回実際に会うのが難しい場合、meeting のかわりに、conference call (電話会議)とか、Skype meeting としましょう。 “I would like to schedule a conference call with you.” とか  ”I would like to set up Skype meeting with you.” となりますね。

 

相手がこの申し出にOKしたら、以前勉強した、”get back to you” を使って、”I will get back to you via e-mail for details.” 詳細については、メールでご連絡します。 と続けてください。

 

知り合った外国人とのビジネスチャンスがありそうな時、

“I would like to schedule a meeting .” を使って、積極的にビジネスチャンスを広げてください!

 

 

It was a pleasure to talk with you.  「あなたとお話できて楽しかったです」

 

 

外国人とひとしきり話をして、さようならする時、good bye とかsee you だけだと味気ないですよね。そんな時に使えるのが、この“It was a pleasure to talk with you.”です。 

 

以前勉強しましたが、最初に会った時に使う “It’s a pleasure to meet with you”. という表現がありましたね。 

 

さよならの時に使うのが、

 

”It was a pleasure to talk with you.” ですので、セットで覚えておくと便利です。 

 

話し終わったタイミングですので、過去形のwasを使っています。 It wasを省いて、“Pleasure to take with you.” でも会話はOKです。 ただ、もしこの表現を後日送るお礼のメールに使うようでしたら、過去形It wasを入れて使ってください。 

 

また、この表現の後に、適切な一言感想を入れられるとあなたを相手により印象づけることができると思います。 ”I learnt a lot about your products today. ” 「今日はあなたの会社の製品についてたくさん学びました。」とか具体的に言えると良いです。

 

そこまで具体的な感想を述べるのが難しい場合、”I enjoyed our talk.” とか ”I had a great time.” のような楽しかったですという万能な表現を使ってもいいと思います。

 

いかがですか? 外国人と初めて会って話をした時、サヨナラの挨拶をスマートにすることで、相手が記憶するあなたへの印象が格段に良くなります。 外国人も、今日の話が楽しかったと言ってもらえると嬉しいのは私たちと同じですね。

 

“It was a pleasure to talk with you.” を覚えてあなたの外国人との会話をスマートにクローズしてください。

 

 

いががでしたでしょうか?

 

効果的な自己紹介ができるよう、いくつかのフレーズで日頃から練習し、仕込んでおくのをおススメします!

 

 

 

 

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