英語面接対策・気の利いたスモールトーク(雑談)で好スタートを切ろう!(動画解説あり)

2020.06.08 


新型コロナウィルスの影響で、オンラインで行われる就職面接が増えています。

 

オンラインで面接というのは、受ける側も面接する側も不慣れで、戸惑うことも多いそうです。

 

企業側もいろいろな工夫をしていると思いますが、面接を受ける側がしっかり準備しておくことが、以前にも増して重要だと思います。

 

スムーズなスタートを切るためにも、スモールトーク(雑談)の準備もお忘れなく。

 

オンラインで始める会話はお互い緊張してますし、気まずい雰囲気もあるので、ちょっとした会話で場を和ませることがとても大切です。

 

スモールトークはあいさつの直後にきます。本題の前だからと、気を抜いている場合ではありません!

 

この記事では、英語面接の突破に欠かせない、スモールトーク(雑談)について解説します。

 

拙著、『だれとでも会話がとぎれない!Let’s Enjoy Small Talk 1分間 ぺらぺら英会話』でも、就職面接でどんなスモールトークの話題が適切かを、会話例を用いて紹介しています。

 

是非ご参考にしてください。

目次

就活で発揮するスモールトークの話題とは?

もともと英語の面接では、スモールトークが重視されています。 

一般的な英会話のレベルを見るという目的もありますが、もっと大事なのが、スモールトークをする中で、どのような人となりか、候補者がどのような問題意識や価値観を持つかを、垣間見るきっかけにもなるためです。

仕事を得ることができるか、できないかの重要な場面ですから、さり気ない話題ながらも、さらっと自己アピールができるようにするのがポイント。いろんな角度から準備することを考えてみましょう。


先ずは無難な話題でウォーミングアップ

通常は面接官の方から、何か軽い質問をしてきます。

対面の場合であれば、そこまで来るのに迷わなかったかとか、その日の天気についてとか。

面接が月曜日であれば、週末はどうだったかを聞かれることも多いでしょう。

想定される質問については、概ね自然に答えることができる回答例を準備しておきましょう。

どんな質問に対してでも同じですが、

Yes/No で答えず、センテンスできちんと返答する

前向きに明るく返答する

状況次第ですが、返答の後に、一言加えることができるとより良いです。

良い週末を過ごしたかを聞かれたら、自分の返答の後に、How about you?
と聞いてみるようなイメージです。

自己アピールにつなげるのが究極の目的

面接のスモールトークの会話の後に、相手に好印象を与えることを意識しましょう。

爽やか
話していて楽しい
コミュニケーション能力が高い
社会人として高い問題意識を持つ
この会社と相性がよさそう

そんな印象を与えることができれば、大成功。

背伸びをし過ぎる必要はありませんが、”さり気ない”話題から、どんな自己アピールにつなげることができるのか、面接の準備段階でしっかり予習してください。

会社や業界への関心をさり気なくアピールできれば、より良いですよ。

自分の意見を語れるようになっておこう

世の中の大きな問題、ささいな問題、すべてに対して、自分の意見を語れるように日頃から意識しましょう。

スモールトークでは、ちょっとした話題が多いですが、”自分がどう感じているか”、”自分がどう考えているか”をさらっと言えるようになることを日頃から意識してください。

英語で会話する時は、ささいな意見でも言葉にできるようにしましょう。

これは一朝一夕にはできないかもしれませんが、心がけ次第で少しずつ自然にできるようになります。

スモールトーク上手になるための秘訣

面接の準備をすると同時に、スモールトークの話題も事前に準備することが大切とお話ししました。

ここでは、具体的な話題についてご紹介します。スモールトークの話題はその時の世の中の状況次第でも変わりますが、普遍的なものも多いです。 是非参考にしてください。

面接官との共感の構築を意識しよう

会社のオフィス環境など、事前に入手できる職場環境の情報から、適切な話題を探しておきましょう。

交通の便のよさや、眺めのよさ、自由な職場環境、ワークライフバランスの取り組みなど、ちょっとした前向きな話題です。

通勤時間が長い場合は、そこを逆手にとって読書や勉強に活用できると、前向きなコメントを考えていきましょう。

受ける会社の最近のニュースはもちろんチェックが必要ですが、スモールトークでは、軽めの話題が適切です。

事前に準備してきたからと、深刻な会社情報をいきなり出すのはタブーです。

面接官の担当職務に応じて、相手を答えやすい質問を向ける配慮も必要です。

人事担当はであれば、上記のような職場環境のコメントが適切で、技術的なことや専門分野へのコメントは避けておいたほうが無難といった、イメージです。

日頃からニュースなどにアンテナはって情報収集

日本語での面接にも必要ですが、業界ニュースや、自分が受ける会社の情報はしっかり準備しておきましょう。

英語面接に備えるには、そういった情報を英語で入手し、用語や表現方法などに慣れておくと、とても役立ちます。

現在はインターネットで様々な情報を瞬時に入手できます。 キーワードを使って関連ニュースを検索してみてください。

また、世界的に有名なビジネス書を一冊は読んで感想を準備しておくのも役立ちます。

読むのは翻訳本でも構いませんが、感想は自分の言葉で、もちろん英語で言えるようになっておきましょう。

熱く語れるストーリー(志望動機)につながる話題を仕込もう

日本語の面接でも志望動機は面接の要ですよね。

英語の面接でも同じです。 その志望動機をちょっと大げさに、感情をこめて、時にはややドラマチックに語れるようになっておきましょう。

ちょっとしスモールトークの会話に、最終的な志望動機につなげるような話題を仕込むことができると、より展開がスムーズになります。

家族のことや、興味のあること、ちょっとしたスモールトークの話題を広げていくと、こういった業界や会社で働きたいと思った・・・といった一貫性を持つ展開です。


体験に基づくストーリーには説得力があります。ありきたりの志望動機ではなく、自身の体験や想いに基づく志望動機を語れるようになってください。


以上、私自身の5回の転職、そして管理職として多くの候補者を面接してきた経験をもとに、英語面接を突破するための雑談対策をご紹介しました。


不透明な時代、あらたなチャレンジに果敢に挑むことのできる人材を求める企業が増えていると思います。

試練を自己を成長させるチャンスと受けとめる姿勢を前面に出す・・・そんな意識をもって英語面接にのぞんでください!


英語面接については、過去記事も参考にしてください。

もっと学びたい方へ

Biz英語塾はビジネス英語トレーナーの小林真美による英語塾です。

オンラインでの個別指導レッスンを中心に、オンライン教材の提供、不定期に少人数ワークショップを東京(もしくはオンライン)で開催しています。

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