最短で英語力を向上させる方法とは(コーチングアドバイスその1)-動画説明あり

2020.07.15 

英語力を身に着けたい人をサポートする英語コーチ、英語パーソナルトレーナーという仕事も、ここ数年で急激に認知度が上がりました。 それだけ短期間で 、効率的に英語力を身に着けたい人が増えているということだと思います。

 

一口にビジネス英語学習者と言っても、現在の英語力と具体的な目標も違えば、学習のスタイル、日々の勉強に避ける時間も異なりますから、個別にカスタマイズしたプログラムでサポートしてもらうことが、効果的なのは当然でしょう。 コーチやパーソナルトレーナーは、目標達成まで、毎日のようにサポートしてくれる存在です。

 

今回は、ビジネス英語トレーナーとして、色々なタイプの方をサポートしてきた経験から、最短で英語力を向上させた方に行ってきたアドバイスを、3つご紹介します。

 

動画でも説明しています。

目次

自分にとって英語がなぜ大事なのかを明確にしよう

ビジネス英語の学習者に、「英語がなぜ必要?」という質問は、愚問に響くかもしれません。 ”ビジネス”で必要、”キャリア”のために必要だから学びたいというのが理由ですよね。

でも、ここでもう一歩踏み込んで、「なぜ?英語ができないとだめなのか」そして、「英語をどう使えるようになりたいのか?」を具体化することが大切です。

目標をVisualize(視覚化)しよう

数か月後に英語のプレゼンテーションが控えているとか、上司が外国人になったといったケースは、必然的に短期的・かつ具体的な学習計画をたてることが可能になってきます。

一方、今後のために英語を学んでおきたい、英語くらいある程度できないとこれから生き残れないと思うので・・・といった、漠然とした目標を持つ人は、もっと掘り下げて考えていく必要があります。

掘り下げていく過程で、以下のような質問をしてみてください。 


  Q: 英語って自分の人生にどれだけ大事?

  Q: 英語ができなかったら、仕事にどれだけ影響があるの?

  Q: どのくらい英語ができれば、コンプレックスから抜け出せる?

  Q: 英語をマスターした時に得られる自分はどんな気持ち?


こういった質問を繰り返していくと、自分がなぜ、そしてどういう英語力を身に着けたいかが明らかになっていきます。

実は、仕事ではそこまで必然性はないけど、自己成長の一貫として、英語を身に付けたいと気付く方もいるでしょう。

今は不要でも、出世するためには必須になる、憧れの英語ができる上司のように自分もなりたいんだと改めて思ったり。

英語ができる自分は、部下に大して格好いいのではないか、子供にも尊敬されるのではないかといのが、本音だったり。

日本のマスコミ情報だけでは足りない、英語できれば海外メディアの報道を自分で入手して、理解できるようになりたい。 という方もいるでしょう。

そういった想いを大事に、そしてそれを実現するための学習プランを考えることが最短でのぞむ英語力をつける秘訣です。


それぞれの目標に到達するまでの、学習プランは異なります。それをカスタマイズして提供するのが英語コーチの役割の一つです。


目標設定ついては、下記にご紹介している手法が役に立ちます。
是非ご一読ください。

前向き思考でいこう

前向き思考

大人の方に英語指導をしていて、一番難しいと思うのが、英語に対する苦手意識の払拭です。

英語が苦手な過去とはおさらば

大人になって英語をやり直す場合、過去の失敗経験や苦手意識が、無意識のうちに深く刷り込まれている人が多くいます。


学生時代、英語が得意科目であったはずなのに、現場に出て何もしゃべれなかった、やっぱりスピーキングは苦手だ~とか。

ちょぅとした留学経験があり、日常会話はノリでできても、文法に苦手意識があるとか。

そもそも英語は苦手で理系にすすんだのに、時代の流れで今さら英語が必要になってきてしまったとか。

高校時代の英語の先生が苦手で、英語が嫌いになったとか。


こういった苦手意識を持っていると、これからの学習の効果が半減します。

何年(何十年?)の前に、つまらない先生に習ったのが英語嫌いの原因とか、もう忘れてください。

過去の失敗は、単に学習方法が適切でなかっただけです。

苦手意識を引きずっていると、英語の勉強が楽しくありません。
そして苦行になると、継続できません。

これまで上手くいかなかったこと参考に、ではこれからどうしたら良いのか、
将来にフォーカスできる人が、大人になって、英語力が延びる人です。

生活を見直して、英語学習の時間を捻出しよう

自分にとって英語がなぜ大事なのか、前向き思考でこれからどう学習に取り組んでいくのか・・・この二つを突き詰めていくと、日々の生活にどの程度英語学習を取り組んでいく必要があるのかが、見えてきます。

次に必要になるのが、その時間をどう捻出するかです。


英語学習のために睡眠時間を削る、大事な家族との時間を削る、リフレッシュの時間を削る・・・というのはおススメしません。

TOEIC点数プラス○○まで、3ヵ月間だけは上記を犠牲にする・・・ということもあるかもしれませんが、本当に英語力が伸びる人は、Sustainable(持続可能)な学習計画を日常に取り込むことができる人です。

仕事もあって、日常の生活もある中、無理は禁物。 自分の生活を振り返って、頑張り過ぎず、日々の生活を見直すことで、英語の学習時間を捻出していきましょう

一日の過ごし方を見直してみよう

典型的な自分の一日を振り返って、無駄な時間(=>英語学習にシフトできる)がどれだけあるかを、書き出してみましょう。

自分が”コントロール”できることに集中することが大事です。

仕事上求められること、家族への責任等の中で、自分がコントロールできないことは、適切なタイミングがくるまで、一旦そのままにしておきます。
状況が許せば、家事などの外注サービスを一時期利用するということも考えてみましょう。


私自身の経験も含めて、これまでの生徒さんでの見直しで出てきたものは、以下のようなものです。

1.自分が一番集中力があがる時間帯を意識して、学習スケジュール組む(朝型・夜型など)

2.SNSをなんとなく見る時間に制限をつける・一日のうちで一定の時間にとどめる

3.メールをチェックする時間、返信時間を午前、午後の一定時間に決める

4.翌日のスケジュールや仕事の段取りを前日に確認して、ざっくり頭に入れる

5.ネットでの調べ物など(仕事でもプライベートでも)に、一定の時間制限を設ける

6.家事の雑務など、まとめてこなす曜日を設定する

7.掃除に来てくれる人を雇うなど、家事を外注する

8.簡単につくれるお惣菜キットを定期的に利用する(コンビニ系ではなく、健康的な宅配のもの)

9.英語を勉強していることを宣言して、家族に家事の分担など、協力仰ぐ

10.やらなければいけない事を思い出したら、先ずはメモる(携帯でも、紙でも)、何度も思い出さなくて済むようにする

11.自分がやらなくていい事は人に任せる、もしくはやめる

などなど。

周囲の理解が必要だったり、多少出費を伴うものもありますが、英語学習に定期的に時間をとると覚悟を決めたら、是非無駄な時間を洗い出して、学習時間に振り分けてください。


今回は、ビジネス英語トレーナーとしての経験ももとに、短期間で英語力を向上させるために必要な項目を3つご紹介しました。

誰かがサポートしてくれることで、ペースを崩さずに、学習を継続できるというケースも多いです。


よろしかったら、個別プログラムの体験レッスン、もしくは単発コンサルティングでご相談ください。

もっと学びたい方へ

Biz英語塾はビジネス英語トレーナーの小林真美による英語塾です。

オンラインでの個別指導レッスンを中心に、オンライン教材の提供、不定期に少人数ワークショップを東京(もしくはオンライン)で開催しています。

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