最短・最速・お金のかからないビジネス英語学習法・英語日記を習慣化!

2020.12.22 

こんにちは、Biz英語塾主宰・ビジネス英語トレーナーの小林真美です。
 
今回は最短・最速そして最もお金のかからない、ビジネス英語の習得方法をご紹介します。
 
ズバリその日の一日の仕事を振り返って英語で日記をつけてください!
 
日記と言うと、日本語でも三日坊主で続いた試しがないと、頭を抱える方も多いでしょう。 
ここで言う”英語の日記”と言うのは、はるかに簡単なものです。一日を振り返って、「あの場面でこれを言いたかった。」とか「ここでこんな表現を使えば良かった。」、そんなことをメモのように書いてみるイメージです。
 
英語の習得には、習慣化と継続が何より大事です。シンプルな学習方法じゃないと、忙しいビジネスパーソンには継続できません。
 
新型コロナの影響で世の中の不透明感が増すと同時に、オンライン化とデジタル化が加速したのが2020年でした。これからの不確実な未来に対応するのに役立つスキルの一つが、 使える英語 です。仕事で使える英語を身に付けたい、自分自身の英語力をもっとグレードアップしたいと考える方から、切実なご相談を受けることも多くなりました。
 
ぜひ今回紹介するシンプルな方法を身に付けて、ビジネス英語を習得・ブラッシュアップでキャリアに役立ててください。

 
動画の解説もあります。

目次

一日の仕事を振り返る英語日記がなぜ効果的なのか?

私自身、30年近く、外国人のいる職場で仕事をしてきました。今回ご紹介する方法はそんな私が今でも習慣化しているものです。

正直に言うと、この手法に気づいたのは、仕事を始めてから随分たったあとで、もっと早く気が付けば良かったとちょっと悔しく感じています。

これまでビジネス英語トレーナーとして指導してきた、どんな英語レベルの生徒の方達にとっても、最も効果的な学習方法の1つです。

しゃべれなかったことを原動力にしよう

英語日記は単純に、その日あったことをつらつら書くものではありません。

その日、自分が仕事でいろんな人と関わったシーンを思いおこして、英語で言えなかったことやうまく伝わらなかったことを、英語に書いてみるというものです。

英語を使って仕事をする環境にない学習者の方は、相手が日本人ではなく外国人だったら英語でどう言うのがいいかな・・と、イメージして考えてみてください。この振返り過程がとても大事です。

言いたかったけどうまく言えなかったとか、うまく伝わらなかった・説得できなかったと言う悔しさが、ビジネス英語習得の原動力です。次に同じような場面があったときに、英語日記で表現を復習し、それを繰り返し音読して身にしておくことが必ず役に立ちます。

シンプルな習慣が継続につながる

英語習得には継続と習慣化が大切だと冒頭にもお話ししましたが、忙しいビジネスパーソンにとって、壮大な学習計画はなかなか継続できるものではありません。

もちろん目標があって日々数時間の学習にコミットできる方は別ですが、なるべく時間とお金をかけずに効率的にビジネス英語を学びたいと思っている方には、毎日ちょっとした時間で振り返って書く英語日記がおススメなのです。

おススメの時間帯は帰りの通勤電車の中です。その日の記憶がフレッシュなうちにぜひ書き出してみてください。一日の終わりのお風呂の中と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、リラックスタイムに仕事を思い出してしまうのは、おススメしませ~ん。

一日を振り返ってのビジネス英語日記は、頭が仕事モードの余韻があるタイミングが良いでしょう!

実践で使える独自の英語フレーズ集になる

その日の終わりに、ビジネスシーンで起きたことを振り返り、英語の表現を考えてみると言うことは、まさに自分自身の実践の場で必要になった表現と言うことですよね。

次にまた同じようなシーンが出てくることも多いでしょう。業界や職場で必要な単語や表現方法なども積み上がり、自分自身のフレーズ集にすることができます。

市販の教材では手に入らない、自分だけの武器になります。それを何度も音読しましょう。

書いてるだけではビジネス英会話にはつながらないのでは?

自分1人で書いているだけでは実際の発信力・会話力にはつながらないのではないか・・・と心配をする人がいるでしょう。

ここではビジネス英語日記が、いかに会話力につながるかを解説します。

書けないことが口から出るはずはない!

言われてみればもっともだと思っていただけると思いますが、ゆっくり自分で書けないことが瞬時に口から出てくるわけはありません。

この英語の日記を書くと言う習慣の中で、足りなかった動詞や熟語の使い方、曖昧だった文法についても復習をしていきましょう。

強調するときの副詞の使い方なども意識していくと、より効果的です。

英語日記を自分の思考を磨く機会にしよう!!

ビジネスでの会話は、論理的に、そしてわかりやすく表現できるスキルが必須です。

自分の考え方を明確に、文書でも会話でも伝えられるようになるとうコミニケーション力が、これからの時代より大事になります。

一日の終わりに、「あそこでこう言えばよかった。」「こんな説得をすればよかったんじゃないか。」と考える習慣を持つ事は、英語力を身に付ける以前に、ビジネスパーソンとしての論理的なコミュニケーション力をつけることに直結します。

英語力の問題ではなかったと衝撃の事実に直面することも!!!

この過程では、意外な真実に直面することがあります。

「英語力がないからうまく発言できなかった。」「ネイティブに反論できなかった。」と思っていたのが、実は自分自身にしっかりした意見がなかったり、背景知識が足りなくて反論できなかったなんていうことがあります。

私自身、新しい環境で外国人と仕事をするとき、この衝撃の事実に何度も対峙してきました。ネイティブに誤解されてしまってうまく説得できなかった時など、冷静に振り返ってみると、英語力だけではなく私自身の経験や知識の浅さから、自分自身が自信を持って語るだけの内容がないことがあるのです。(涙)

こういう場面、仕事をしている人であれば、誰もが経験しているはずです。言語の問題だけではないことも多いのです。そんな気づきがあったら、よい機会だったと受け止め、必要な知識を身に付けて、次に英語でどう言えば良いのかを考えるようにしましょう。

英語日記の添削はどうすればいいのか?

最後に、自分で書いた英語日記が正しいかどうか、どうやって判断したらいいのかをアドバイスします

ビジネス経験のあるネイティブ講師や日本人からアドバイスをもらおう

理想的なのは、オンライン英会話などを利用して、ビジネス経験のある日本人講師やネイティブにチェックしてもらうことです。

初級中級の方であれば、ネイティブよりも日本人で英語ができる人に見てもらうのもいいでしょう。何を言いたいのか、日本語で相談しながらアドバイスをもらうのも効果的です。

どんな表現が説得力を持つのかを、ビジネス経験のある人からアドバイスをもらいましょう。

中級以上の方はネイティブに見てもらうことで、冠詞の使い方や、よりパワフルな英語になるようなアドバイスをもらうのもおススメです。

無料オンラインサービスを駆使してみよう

なかなかビジネス英語のアドバイスを聞ける人がいない、もしくはお金をなるべく使いたくないと言う方は、Google翻訳とGrammarly を駆使してみてください。

Grammarlyは、スペルチェック、文法のチェックを行ってくれるサービスです。冠詞の正しい使い方、前置詞や単数・複数形の間違いの指摘など、かなり役立ちます。有料版もありますが、無料版でもかなり充実したサービスです。

Google翻訳とGrammarlyをうまく使うことで、かなりまともな英語表現にはなります。Google翻訳で自分の書いた英語が、どのような日本語になっているかもチェックして、内容がずれてないかも確認してみましょう。 

もちろん、英語としては間違ってないけど、もっと適切な表現があるというようなアドバイスは、ネイティブや英語のできる日本人に相談してくださいね。

今回は最短・最速、そして最もお金のかからないビジネス英語の習得法として、私自身が効果を実感し、そして私が指導してきた人たちに最も効果のあった、一日の仕事を振り返って、英語でシンプルな日記を書いてみると言う方法をご紹介しました。

継続は力なり。そして継続にはシンプルな学習方法を習慣化することです。帰りの電車に乗ったら、SNS見る前に、先ずは振返り英語日記。そんな習慣をつけて、皆さんの英語力アップにつなげください。

Biz英語塾はビジネス英語トレーナーの小林真美による英語塾です。

オンラインでの個別指導レッスンを中心に、オンライン教材の提供、少人数ワークショップをオンラインで開催しています。

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